絶対に行っておきたい高野山のご利益スポット9ヵ所

高野山のご利益スポット9ヵ所

KAT-TUNの中丸雄一さんが「所さんのニッポンの出番」という番組で真言密教の聖地・高野山にロケに行きました。

そこに待っていたのは、弘法大師空海のご利益を授かることのできる9ヵ所のご利益スポット。

以前にもこの9ヵ所のご利益スポットを紹介したのですが、ここであらためて番組のGIFアニメーションをお見せしながらご紹介したいと思います。

高野山のご利益スポットその1【根本大塔/壇上伽藍エリア】

壇上伽藍は空海が一番最初に真言密教の根本道場を開いた場所です。

空海はこの伽藍の中を金堂を中心に胎蔵曼荼羅の世界を築こうとしました。

その中の中心でもあるのが大塔なのですが、弘法大師ご生存の間には夢叶わず、高野山2世代座主の真然大徳(しんぜんだいとく)によってようやく完成となりました。

真言宗独特の1階層が四角形、2階層が円形となっており多宝塔と呼ばれるもので日本で最初に建てられたと言われています。

弘法大師はこの大塔を法界体性塔と呼ばれ、真言密教の根本道場のシンボルとして健立されたので根本大塔(こんぽんだいとう)と呼ばれるようになりました。

その高さはおよそ48.5メートルと下からは見上げないと天まで見えず、陣内にはご本尊の胎蔵大日如来とその周りを金剛界の四仏が祀られています。

16本ある柱には堂本印象が描いた十六大菩薩(じゅうろくだいぼさつ)、四隅の壁には密教を伝えた八祖像(はっそぞう)が描かれており、根本大塔の陣内そのものが立体の曼荼羅(まんだら)として構成されています。

所さんの番組内で紹介されたご利益はその陣内にあり、お賽銭の備え方がかなり変わっていると言うものでした。

言葉で表すのが少しばかり難しいので、そのご利益がどんなものかは番組のGIFアニメーションでご覧ください。

ご利益スポット1-根本大塔

高野山のご利益スポットその2【三鈷の松/壇上伽藍エリア】

高野山に興味のある人なら殆どの方が知ってはおられるとは思いますが、上記の根本大塔にすぐ近くに三鈷の松と呼ばれる松の木があります。

その昔、空海が唐に密教の勉強に行った帰りに日本の何処で真言密教を広めれば良いのかと三鈷杵(さんこしょ)と言われる宗教仏具を空に投げたところ、飛んできたのがこの松の木だと伝えられています。

以来、その三鈷杵の名前から三鈷の松と呼ばれるようになったと言われています。

この松の木には普通の2本葉に混ざって3本の葉がついた葉っぱがあり、滅多には見ることはできないのですがその3本葉を持ていると幸せになれると言われています。

あなたもみごと探すことができれば幸せが訪れるかもしれません。

ご利益スポット2-三鈷の松

高野山のご利益スポットその3【六角経蔵/壇上伽藍エリア】

壇上伽藍の中に六角形のひときわ変わった白い堂があるのですが、これが六角経蔵で荒川経蔵とも呼ばれています。

こちらの堂は鳥羽法皇の菩提を弔うために、紺紙金泥一切経(こんしきんでいいっさいきょう)と呼ばれるお経を納めるために建てられた経蔵です。

写真では少しわかりづらいかも知れませんが、下の方の基壇(きだん)付近に把手が付いており、それを時計方向に一回りすれば中の一切経を読んだこととなり功徳が得られるとされています。

現在、中にあった紺紙金泥一切経は重要文化財に指定されて霊宝館に収蔵されています。

どういうことか少し分かりづらいと思うのでGIFアニメーションをご覧ください。

ご利益スポット3-六角経蔵

高野山のご利益スポットその4【弥勒石/御廟エリア】

高野山の二大聖地の中でも特に格の高いのが弘法大師御廟です。

その手前には御廟橋という橋があるのですが、これより先は弘法大師の霊界、結界が張られており、弘法大師はこの橋まで参拝者のお出迎えをされているとされ、服装をただし橋の手前で手を合わせ一礼をしてから渡らなければなりません。

これより先は写真撮影さえ禁止で、テレビカメラが入ったのも所さんの番組が初公開となりました。

その御廟橋を渡るとすぐ左側の小さな堂があり弥勒石はその中に納められています。

番組では壇上伽藍にあるような編集でしたが奥の院ですのでお間違えなく。

そのお堂の中は上下二段になっていて、下段にある弥勒石を上段に持ち上げることができれば願い事が叶うとされています。

これも分かりにくいのでGIFアニメーションをご覧ください。

ご利益スポット4-弥勒石

高野山のご利益スポットその5【石川五右衛門のかすがい/金剛峯寺エリア】

高野山に石川五右衛門がなぜ関係あるのか、知らなければ不思議に思うことでしょう。

石川五右衛門と言えば安土桃山時代の大泥棒なのですが、あろうことかここ高野山にも泥棒に入ったらしいのです。

その時に隠し持った大工さんが使う鎹(かすがい)と言われる物を、身体検査されそうになったので金剛峯寺参道横の六時の鐘の石垣に隠したそうです。

しかし分からないのがなぜ「かすがい」にご利益なのか?

鎹というものは物と物を繋ぐ役割をするので、切って切れない縁を結ぶ、つまりこの鎹を触ることで仲睦まじく幸せになれると伝えられています。

番組では外人のカップルの方が紹介されましたが、こんなのは私たちには必要はないと何と目の前でキスを…おそまつでした。

ご利益スポット5-石川五右衛門のかすがい

高野山のご利益スポットその6【浪切不動明王/金剛峯寺エリア】

高野山には宿坊寺院が52もあるのですが、その中の一つ南院には空海が自ら彫ったとされる浪切不動明王像がご本尊として祀られています。

この浪切不動明王は秘仏となっており御開帳は毎年6月28日のみですが、何と所さんの番組では御開帳日ではないのに特別に僧侶しか入ることのできない場所で御開帳されました。

浪切不動明王像にはある言い伝えがありまして、空海が唐から帰国のさいに船が大きな嵐にあい難破しそうになります。

その時に空海の師である恵果阿闍梨より授かった霊木から自ら彫った浪切不動明王像を掲げたところ、火焰を放ち手に持った剣で荒波を切り開き無事帰国の途につくことができたのです。

こちらもGIFアニメーションで浪切不動明王像の凄みをご覧ください。

ご利益スポット6-南院波切不動明王

高野山のご利益スポットその7【奥ノ院へ続く裏道/御廟エリア】

奥の院と言えば弘法大師の御廟がある高野山の中でも一番の聖地です。

その表参道となる一の橋から歩けば数々の名武将の墓所やお地蔵さんなどに巡り会えます。

しかし、意外と知られていないのが奥ノ院へ続く裏道、ここにはあの四国八十八箇所霊場を巡礼したのと同じご利益が得られるスポットがあるんです。

所さんの番組ではその場所の特定に苦労された方が多かったようですが、キーポイントは毎日新聞社5代社長 本山彦一のお墓です。

実はこのお墓のすぐ右側に狭い脇道があって、そこから奥へと進むと四国八十八箇所のご本尊と同じ仏像が並べられている、いわゆる奥ノ院へ続く裏道という場所にたどり着けます。

そもそも空海が四国八十八か所霊場を開いたのは人々の災難を除くため、そして人間には88の煩悩があるので八十八ヶ所を巡礼することで煩悩が消え、願いがかなうとされています。

しかし、八十八ヶ所をさまざまな理由で回れない方もいらっしゃるので、ここ奥の院でお参りすることによって同じご利益を授かることができます。
ご利益スポット7-奥の院四国八十八か所

高野山のご利益スポットその8【御廟、燈籠堂/御廟エリア】

御廟橋という小さな橋を渡ると高野山の中でも聖域中の聖域で、空気が凛として今まで以上に弘法大師のご利益、パワーを感じとることができます。

少し歩くと階段があり、目の前に現れるのが御廟礼拝のために建てられた燈籠堂で、中にはお供え物として一番尊いとされるロウソクが無数に灯されています。

弘法大師御廟は燈籠堂の裏側にあり、さすがに番組での撮影許可はここまででした。

空海は835年、六十二歳の時に奥の院に入定されたのですが、御廟の地下で今なお生きていて瞑想されているとされています。

御廟におられる弘法大師は1日2回のお食事をされており、お衣も年の1回お取り替えになります。

なお、御廟橋を渡る前には帽子を脱いで服装を正し、手を合わせて1礼しましょう。

ご利益スポット8-燈籠堂と御廟

高野山のご利益スポットその9【御衣切/御廟エリア】

年に1回、弘法大師の御衣を取り替えた後のお衣を小さく切った御衣切(おころもぎれ)がご利益アイテムとして燈籠堂にて販売されています。

その御衣切の縦糸と横糸を1本ずつ水に入れて「南無大師遍照金剛」と七回唱えながら混ぜて飲むと、弘法大師最強のご利益を授かることができます。

ちなみに番組では詳細されませんでしたが、お大師様のお衣は宝亀院(ほうきいん)に井戸の水で染まられていて、その井戸の水で飲むと最も強いご利益を授かることができるそうです。

また、御衣切は宝亀院でも販売されています。

ご利益スポット9-御衣切