宿坊で1泊2日、高野山のおすすめ観光コース

高野山の宿坊に泊まって1泊2日で周るおすすめの観光コースを紹介します。

高野山と一言でいっても117もの寺院があり、宗教都市となっているので他にも見るところがいっぱいあります。

欲張っても1日や2日では全てを見て回るのはとうてい不可能、今回は初めて高野山に行かれる方に欠かせない名所を取り入れています。

ケーブルカーの高野山駅を出発という設定にはなっていますが、車で行かれる方はこちらの駐車場案内をご覧ください。

今回の主な観光スポット

1泊2日観光スポット
今回周るお土産屋さんやお食事処以外の観光スポットです。
画像をクリックすると大きく見れます。

1日目の観光コース

高野山駅⇨バス10分⇨千手院橋

昼食

高野山の名物と言えば精進料理にごま豆腐です。

千手院橋周辺は高野山の中心部になるので、御食事処やお土産屋さんなどがたくさんあります。

中でも精進料理で有名なのはこちらの「花菱」です。

観光客で絶えない花菱は金剛峯寺御用達のお店で、本膳形式の本格的な精進会席が三鈷膳2160円から味わうことができます。

高野山料理・花菱
高野山料理・花菱

お土産

高野山のお土産と言えばごま豆腐が有名でたくさんのお店があります。

中でも創業100年の老舗「濱田屋」は胡麻豆腐専門のお店でお昼過ぎには売れ切れてしまうほど人気があります。

千手院橋のバス停からは歩いて4~5分ほどで行けるので行って見る価値はありそうです。

胡麻豆腐 濱田屋
胡麻豆腐 濱田屋 出典:バニラ&あんこ 家の日記

千手院橋周辺の他の胡麻豆腐のお店では「森下商店総本舗」も有名です。

また、濱田屋に行く途中にある高野の銘菓「みろく石」などを扱っている「みろく石本舗 かさ國」や高野山は真言宗の総本山ということでお数珠を扱う「数珠屋四郎兵衛」なども人気があります。

ただし、数珠屋四郎兵衛は少し離れているので2日目に立ち寄るといいでしょう。

金剛峯寺

千手院橋⇨徒歩4分⇨金剛峯寺

高野山総本山金剛峯寺
高野山総本山金剛峯寺

昼食とお土産が終われば4分ほど歩いて金剛峯寺を参拝しましょう。

高野山真言宗の総本山として名高い金剛峯寺には山門をくぐった表からは見えない所に見どころがたくさんあり、中でも国内最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」は有名です。

金剛峯寺蟠龍庭
金剛峯寺蟠龍庭

表の一般参詣入口から入って案内図のとおりに進むと受付があり、ここで拝観料を支払ったり納経と御朱印を頂くことができます。

受け付けを通り過ぎると大広間がありその奥の持仏間に御本尊の弘法大師坐像が祀られています。

大広間や持仏間、梅の間、柳の間など中の部屋の襖にはきらびやかな絵が描かれており、とても外から見た金剛峯寺と同じとは思えないくらいです。

お大師様の参拝を終えるとさらに進んで別殿へと渡れるので、先ほどの蟠龍庭はこの別殿から眺めることができます。

なお、金剛峯寺では前もって予約をすれば阿字観や受戒、写経の体験をすることができます。

金剛峯寺公式サイトにて確認して下さい。

高野山霊宝館

金剛峯寺⇨徒歩5分⇨高野山霊宝館

高野山霊宝館
高野山霊宝館

霊宝館は高野山の秘仏や寺宝などを保存管理している建物で、年間行事としてその収蔵物の一般公開があります。

国宝級や重要文化財など普段は目にすることができない秘宝が展示されます。

その展示物は年に2回ほど入れ替わるのでサイトで確認するといいでしょう。

また、ここでは高野山の歴史を探ることができます。

おすすめの宿坊

高野山霊宝館⇨バス5分⇨恵光院

宿坊 恵光院

恵光院
宿坊 恵光院

高野山の宿坊寺院は52もあるので泊まる所を悩みますが、当ブログ一番のおすすめの宿坊は「恵光院」です。

なぜこの宿坊をおすすめするのかというと、殆どのところでは有料になっている写経と阿字観が無料で体験できるからです。

もちろんおすすめする理由はそれだけではありません。

天候にもよりますが夜の奥の院まで参拝に行くナイトツアーがあったり、朝の勤行の後にある護摩祈祷に圧巻だったり、お部屋から見える庭園が美しかったり、精進料理は心が込められていて美味しかったり、お接客をしてくださるお坊さんが優しかったりと人気の高い宿坊だからです。

宿泊予約は恵光院公式サイトからできますが、各社旅行サイトからも予約することができます。

2日目の観光コース

2日目はいよいよ待望の奥の院へ参拝しに行きます。

その前に恵光院から少し戻るようになりますが、歩いて1分ほどで行ける刈萱堂(かるかやどう)によってきましょう。

刈萱堂

恵光院⇨徒歩1分⇨刈萱堂

刈萱堂
刈萱堂 出典:トリップアドバイザー

刈萱堂は石童丸物語の悲話で有名な刈萱道心(かりかやどうしん)と石童丸が修行をしたお堂です。

今は密厳院の別院となっておりその悲しい物語を語る絵が描かれています。

また、中にある厄除親子地蔵尊は、刈萱道心と石童丸の合作の地蔵だと伝えられています。

奥の院弘法大師御廟

刈萱堂⇨徒歩約45分⇨奥の院

奥の院表参道一の橋
奥の院表参道一の橋

刈萱堂から奥の院表参道の入り口に当たる一の橋までは歩いて3分ほどです。

ここから弘法大師御廟まで約2kmあり普通に歩くと30分ほどですが、参道にはお地蔵様や供養塔など見るものがたくさんあるので最低でも40分はかかります。

弘法大師御廟に行くまでの数々の名所を見るために、一の橋にある観光案内所で「高野山奥の院の墓碑をたずねて」という地図を買っておくことをおすすめします。

中でも有名なのは戦国武将の武田信玄や織田信長、豊臣秀吉など名高い武将の墓所や供養塔です。

途中には数取り地蔵や姿見の井戸、大師の腰掛け、汗かき地蔵といった有名な所もあります。

弘法大師御廟
弘法大師御廟

弘法大師御廟の手前には御供所と呼ばれる場所があって、ここで奥の院の御朱印を授かることができます。

そこを過ぎるとすぐに御廟橋がありますが、この橋の向こう側は弘法大師の聖域となります。

橋を渡る前に服装を整え帽子は外し一礼してから渡りましょう。

此処から先は一切の写真撮影は禁止です、もちろんスマートフォンの撮影も駄目なので注意して下さい。

昼食

奥の院⇨徒歩約50分⇨梵恩舎

梵恩舎
梵恩舎

奥の院での参拝が終わるとちょうどお昼時になるので、一の橋から10分ほど金剛峯寺方面に引き返した小田原通りにある梵恩舎(ぼんおんしゃ)というカフェでランチにします。

恵光院を少し通り過ぎた所にはお香専門の高野山大師堂というお店が、刈萱堂を過ぎたところには数珠の専門店の数珠屋四郎兵衛などがあるので立ち寄りながら行くといいでしょう。

梵恩舎でお昼が終われば壇上伽藍まで門前町を散策しながら歩きます。

和菓子屋のかさ國や松栄堂、念珠や高野豆腐、食事処や観光案内など幅広く営んでいる中本名玉堂、さらに金剛峯寺方面に進めば昨日お昼を食べた花菱まで帰ってきます。

実は、この花菱から宿坊の恵光院まで歩いても10分足らずだったんですね、一の橋からでも15分ほどしかかかりません。

壇上伽藍

本恩赦⇨徒歩15分⇨壇上伽藍

壇上伽藍
壇上伽藍

壇上伽藍は弘法大師空海が一番最初に道場を開いたところ、真言密教の曼荼羅の世界がそのまま再現されている重要な場所です。

高さ約50mもある根本大塔をはじめ、中門、金堂、六角経蔵、御社と山王堂、東塔、御影堂、三鈷の松など見る所が盛りだくさんです。

まだ先があるのでここゆっくりはしていられないのですが、根本大塔の内陣はじっくりと見ておいて下さい。

大門

壇上伽藍⇨徒歩10分⇨大門

大門
大門

高野山は一山境内地と言って高野山全体が総本山金剛峯寺でありその総門となるのが大門です。

高さが25mもあるその名の通り大きな山門で、左右には江戸時代に活躍した運長と康意よる金剛力士像(仁王像)が安置されています。

徳川家霊台

大門⇨バス10分⇨徳川家霊台

徳川家霊台
徳川家霊台 家康公霊屋

壇上伽藍を後にしてバスで浪切不動前まで行き徳川家霊台を見に行きましょう。

徳川家霊台は三代将軍・家光公が建立したもので、向かって右側に初代将軍・家康公、左側に二代将軍・秀忠が祀られています。

女人堂

徳川家霊台⇨徒歩5分⇨女人堂

女人堂
女人堂 出典:トリップアドバイザー

徳川家霊台から少し歩くと2日目最後の観光スポットとなる、昔の女人禁止のなごりの女人堂が今もそのまま残っています。

帰りはここからバスに乗って高野山駅まで行きます。

1泊2日観光コースのスポット

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注意点

ここで一つだけ注意点があります。

高野山内を走っているバスは本数が限られているので前もって時刻表をよく確かめておく必要があります。

山内を走る路線バスについては下記のサイトをご覧ください。

南海りんかんバス