NHKのブラタモリで特別に拝観することができた国宝 聾瞽指帰(ろうこしいき)、あのタモリさんがしばらくの間、感動のあまり言葉を失っていました。
高野山霊宝館では、その国宝 聾瞽指帰が見える特別展示の開催中です。
本物の空海自筆・聾瞽指帰を拝観できるチャンスは2017年9月16日~10月9日までの間だけ、今すぐ高野山に行く計画を立ててみてはどうでしょう。
高野山霊宝館 国宝 聾瞽指帰 特別展示企画
場所: 高野山霊宝館
住所:
〒648-0211
和歌山県伊都郡高野町高野山306
電話: 0736-56-2029
特別展示期間: 平成29年9月16日(土曜日)~10月9日(月曜・祝日)
展示内容: 国宝 聾瞽指帰 上巻(複製)一巻、下巻(弘法大師直筆)一巻
拝観料:
一般:600円
高校生・大学生:350円(※学生証提示必要)
小学生・中学生:250円
休館日: 年末年始
サイト: https://www.reihokan.or.jp/index.html
国宝 聾瞽指帰(ろうこしいき)について
平安時代、まだ空海が24歳の時に執筆した書で、上下2巻からなる巻物です。
儒教、道教、仏教の教えの優越を3人の架空の人物、亀毛先生、虚亡隠士、仮名乞児が論じているように書かれていて、最後には仏教の教えが3つの教えの中で最善であると書かれています。
聾瞽指帰には、「仏の教えに暗く、聞く耳を持たない者に教えを示す」という意味が込められていて、出家を反対する親族に対する出家宣言として捉えられています。
その文字は力強く、一切の乱れもないためタモリさんが感動しきりでした。
その時に放送されたブラタモリの様子は下のページをご覧ください。
聾瞽指帰について詳しく知りたい方は、下の著書をおすすめします。