高野山に行ったら絶対に寄っておきたいご利益スポット9ヵ所

高野山に行ったら絶対に寄っておきたいご利益スポット9ヵ所

高野山は弘法大師・空海が開創した真言宗の総本山、お大師様のご利益がいただけるパワースポットでもありますが、見逃してはいけないご利益スポットが2016年の『所さんの日本の出番!』という番組で放送されたので紹介します。

所さんもビックリ!のご利益スポットは9ヶ所もあるので、高野山に行ったときには是非とも訪れて下さいね。

高野山のご利益スポット9ヵ所

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ご利益スポットその1【根本大塔/壇上伽藍エリア】

ご利益スポット1-根本大塔

根本大塔のご利益

ここではお賽銭をお賽銭箱に入れるのではなく(もちらん入れる人もいます)、仏様のすぐそばの台座の上に立てるという、高野山の中でもここでしか見ることができない珍しいお供えかたをします。

これは、少しでも仏様に近づいて想いがすぐ伝わるようにとのことで、お賽銭を立てることができればお願いごとが叶うとされています。

根本大塔の歴史

壇上伽藍は弘法大師・空海が一番最初に真言密教の根本道場を開いた場所で、空海はこの伽藍の中で金堂を中心に胎蔵曼荼羅の世界を築こうとしました。

その中でもシンボルとして建てられたのがこの大塔で、空海は法界体性塔と呼び、真言密教の根本道場のシンボルなので後に根本大塔(こんぽんだいとう)と呼ばれるようになりました。

残念ながら空海が入定されるまでに完成は夢叶わず、高野山2世代座主の真然大徳(しんぜんだいとく)によってようやく完成となりました。

その形は真言宗独特で1階層が四角形、2階層が円形となっており多宝塔と呼ばれるもので日本で最初に建てられたと言われています。

その高さはおよそ48.5メートル、下からは見上げないと天まで見えず、陣内にはご本尊の胎蔵大日如来とその周りを金剛界の四仏が祀られています。

16本ある柱には堂本印象が描いた十六大菩薩(じゅうろくだいぼさつ)、四隅の壁には密教を伝えた八祖像(はっそぞう)が描かれており、根本大塔の陣内そのものが立体の曼荼羅(まんだら)として構成されています。

なお、根本大塔は拝観料が必要で、中の写真撮影などは禁止となってるので注意して下さい。

拝観時間:午前8時30分~午後5時まで

拝観料金:一般200円

ご利益スポットその2【三鈷の松/壇上伽藍エリア】

ご利益スポット2-三鈷の松

三鈷の松のご利益

三鈷の松の葉っぱをお財布に入れておくと幸せになれると言われています。

ただし、この松の木から落ちてくる2本の葉っぱではなく、ご利益があるのは滅多に見ることができない3本の葉っぱです。

すぐに見つけられたのではご利益も少なそうですよね。

三鈷の松の歴史

先ほどの根本大塔のすぐ近くにある三鈷の松と呼ばれる松の木は、空海が高野山を真言密教の総本山として選んだ理由が隠されています。

空海は遣唐使と一緒に唐(今の中国)へ密教を学びに行きました。

唐での修行も終わり日本へ帰国することになった空海は、何処で真言密教を広めれば良いのかと三鈷杵(さんこしょ)と言われる宗教仏具を空に投げたところ、その三鈷杵が飛んできたのがこの松の木だと伝えられています。

以来、その三鈷杵の名前から三鈷の松と呼ばれるようになったと言われています。

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ご利益スポットその3【六角経蔵/壇上伽藍エリア】

ご利益スポット3-六角経蔵

六角経蔵のご利益

ずばり、頭が良くなるとされていて、ここでご利益を授かる人は受験を控えている人が多いそうです。

ただし、この経蔵にお願いごとをするのではなく、お堂の下の方にある取っ手を持って時計回りに1周することで願いが叶えられるとされています。

六角経蔵の歴史

壇上伽藍の中にある六角形のひときわ変わった白い堂が六角経蔵で、別名、荒川経蔵とも呼ばれています。

六角経蔵は鳥羽法皇の菩提を弔うために、紺紙金泥一切経(こんしきんでいいっさいきょう)と呼ばれるお経を納めるために建てられた経蔵です。

現在、中にあった紺紙金泥一切経は重要文化財に指定されて霊宝館に収蔵されています。

下の方の基壇(きだん)付近に把手が付いており、それを時計方向に一回りすれば中の一切経を読んだこととなり功徳が得られるとされています。

ご利益スポットその4【弥勒石/御廟エリア】

ご利益スポット4-弥勒石

弥勒石(みろく石)のご利益

高野山の二大聖地の中でも特に格の高いのが弘法大師御廟で、その聖地中の聖地へと入ってすぐ左側にあるのが弥勒石がある小さな堂と言うか祠です。

中は2段になっていて、下の段から上の段まで弥勒石を持ち上げることができればどんな願い事も叶うとされています。

ただし、この祠には片手しか入れることができず、石そのものが重いのでそう簡単にお願い事が叶うものではありません。

弥勒石のある弘法大師御廟エリアへの注意点

高野山の中でも聖域中の聖域と言われている弘法大師御廟のあるエリア、もちろん計り知れないお大師様のパワーを感じ取ることができるのですが、このエリア内に入るには注意が必要です。

御廟エリアの手前には御廟橋という小さな橋があるのですが、これより先は弘法大師の霊界となっていて結界が張られています。

弘法大師はこの橋まで参詣者のお出迎えをされているとされ、まずは帽子などは取り服装をただして橋の手前で手を合わせ一礼をしてから橋の端の方を渡らなければなりません。

これより先は写真撮影が禁止となっていて、所さんの番組がテレビ初公開となりました。

間違ってもスマホなんかでパチリとしないようにして下さい。

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ご利益スポットその5【石川五右衛門のかすがい/金剛峯寺エリア】

ご利益スポット5-石川五右衛門のかすがい

石川五右衛門の鎹のご利益

安土桃山時代の大泥棒、石川五右衛門が金剛峯寺にある六時の鐘の石垣に隠したと言われている鎹(かすがい)を見つけて触れば仲睦まじく幸せになれると伝えられています。

鎹は物と物を繋ぐ役割を果たすので、切っても切れない縁を結ぶ…と言うことから夫婦や恋人同士はもちろん、人と人との縁も結んでくれるとされています。

高野山と石川五右衛門の鎹の謎

泥棒が高野山へ入るのか?と思ってしまいますが、言い伝えでは石川五右衛門が高野山へ泥棒に入ったところ見つかってしまい身体検査をされそうになったので、そのときに持っていた鎹をとっさいに石垣の隙間に隠したのだそうです。

鎹は石垣などの隙間に差し込んで、高いところまで登るのに使っていたと言われています。

金剛峯寺と言えば真言宗の総本山、高野山に行けばほとんどの方が訪れる所なので、行ったときにはぜひ探してみて下さい。

ご利益スポットその6【浪切不動明王/金剛峯寺エリア】

ご利益スポット6-南院波切不動明王

浪切不動明王のご利益

宿坊にもなっている別格本山の南院には、弘法大師が自ら彫ったとされる不動明王像がご本尊として祀られています。

この不動明王像は浪切不動明王と呼ばれていて、迷いや災難を焼き尽くしてくれると言われています。

波切不動明王の言い伝え

弘法大師がまだ修行中の身で空海と名乗っていた頃、遣唐使とともに唐(今の中国)へ密教の勉強に行きました。

苦しい修行を乗り越え、船で帰国の途中に激しい嵐にあい沈没しそうになったときに、師である恵果阿闍梨から授かった霊木に不動明王を彫り嵐を静めようと祈りを込めました。

このとき、不動明王が持っていた剣が火焔を放ち、一振りされた剣が嵐を鎮めて荒波を切り開き船を無事に帰国の途へと導いたことから、浪切不動明王と呼ばれることになりました。

ここ南院の浪切不動明王は正式には波切不動尊と呼ばれ、秘仏となっているため年に1回、6月28日のみご開帳され拝観することができます。

2016年の所さんの番組では御開帳日ではないのに、特別に僧侶しか入ることのできない場所でテレビカメラの前でご開帳されました。

高野山観光案内所

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ご利益スポットその7【奥ノ院の四国八十八ヶ所/御廟エリア】

ご利益スポット7-奥の院四国八十八か所

奥の院の四国八十八ヶ所のご利益

四国八十八ヶ所と言えば、弘法大師・空海ゆかりの八十八ヶ所のお寺のことで四国巡礼の代名詞となっています。

高野山には四国八十八ヶ所をすべて巡礼してからお礼参りに来る人も多いのですが、この八十八ヶ所をすべて回るとなると1200kmもの道のりとなり気軽には行けません。

そこで奥の院には、四国八十八ヶ所霊場のご本尊と同じ石仏が並べられ、ここを参詣することで四国霊場を巡礼したのと同じように煩悩が消え、願いがかなうとされています。

奥の院の四国八十八ヶ所の場所

奥の院と言えば弘法大師御廟がある高野山の中でも一番の聖地です。

その表参道となる一の橋から歩けば数々の名武将の墓所やお地蔵さんなどに巡り会えます。

しかし、意外と知られていないのが奥ノ院へと続く裏道、ここに高野山の四国八十八ヶ所があります。

2016年に放送された所さんの番組ではその場所の特定に苦労された方が多かったようですが、キーポイントは一の橋より10分くらい歩いたところにある毎日新聞社5代社長 本山彦一のお墓です。

本山彦一のお墓と初代紀州藩主徳川頼宣のお墓との間に狭い脇道があって、そこから奥へと進むと四国八十八箇所のご本尊と同じ石仏が並べられている、いわゆる奥ノ院へ続く裏道という場所にたどり着けます。

実は内緒ですが、この四国八十八ヶ所のある場所は、中の橋駐車場の手前にある国道371線沿いの駐車場から入るとすぐのところにあるんです。

ご利益スポットその8【燈籠堂と御廟/御廟エリア】

ご利益スポット8-燈籠堂と御廟

燈籠堂と御廟のご利益

弘法大師の霊域となる御廟エリアには結界が張られていて、そこに入るだけでも弘法大師のもつパワーを感じ取ることができます。

高野山の中でも聖域中の聖域と言われているエリアなので、奥の院参道とはまた違った、空気がピンと張ったような雰囲気に包まれます。

燈籠堂はお大師様にお願い事をする場所であり礼拝するところ、御廟には弘法大師が今なお生きて禅定に入っておられるので、煩悩を捨てお願い事をすればきっとお大師様に届くでしょう。

燈籠堂と御廟とはこんなところ

御廟橋の先に見えるのが燈籠堂で、ここ入るとビックリするくらい無数の灯籠が天井より釣らされています。

ローソクの灯火はお供えするのに一番尊いものと言われていて、燈籠堂は御廟を礼拝するためのお堂になります。

弘法大師御廟はこの燈籠堂の裏側にあり、燈籠堂の一番奥の窓から見ることができ、一般の人でも燈籠堂の裏側にある御廟の前まで行くことができます。

空海は835年、62歳の時に奥の院に入定されたのですが、御廟の地下で今なお生きていて瞑想されているとされています。

御廟におられる弘法大師は1日2回のお食事をされており、お衣も年の1回お取り替えになります。

ご利益スポットその9【御衣切/御廟エリア】

ご利益スポット9-御衣切

御衣切のご利益

御衣とは御廟にいる弘法大師が身につける衣のことで、年に1回、宝亀院にある井戸の水を使って染められた新しいお衣と取り替えられます。

御衣切はその時の古いお衣を小さく切ったもので、弘法大師最強のご利益アイテムとして燈籠堂と宝亀院で販売されています。

その御衣切の縦糸と横糸を1本ずつ宝亀院の井戸の水に入れて、「南無大師遍照金剛」と七回唱えながらかき混ぜて飲むと、弘法大師のご利益を授かることができます。

御衣替えの歴史

空海は62歳のときに入定されましたが、その後、86年たったときに当時の醍醐天皇の夢枕に、私の衣が破れているので新しいものに取り替えてほしいと願い入れます。

夢枕に立たれた空海のお言葉により、醍醐天皇は新しいお衣とともに『弘法大師』の諡号(しごう)を賜ることにしました。

東寺の長者であり空海のひ孫弟子にあたる観賢(かんげん)がその報告のために、空海が入定した石室の扉を開けたところ、そこにはまるで生きて座っているかのような空海の姿があり、着ている衣がボロボロに綻びていたので新しい衣と取り替えられました。

その後、再び扉は閉ざされ二度と開けられることがなかったと伝えられていますが、それ以来、空海が入定された3月21日にお衣替えの法要が営まれるようになりました。