旅館やホテルなどの予約ができる楽天トラベルで人気の高い高野山の宿坊を5つ紹介します。
現在、高野山には52の宿坊が残されていて、その中でも一般の人でも宿泊できる寺院は50ほどですが、どこの宿坊でも同じではなく綺麗な所、接客などのいい所、精進料理が美味しいところなどは人気があります。
せっかく高野山に行くのですから、後味の悪い宿坊なんかには泊まりたくないですよね。
パナソニック創業者の松下幸之助がこよなく愛した西禅院
昭和の名作庭師と言われた重森三玲が作庭した国の登録記念物にも指定されている庭園が3つもあり、松下幸之助がこよなく愛したとして有名で、庭園には松下幸之助が寄贈した石灯籠があります。
その庭園を眼の前に鑑賞することができる、実際に松下幸之助が滞在していた部屋に宿泊することもできます。
高野山で最も古いと言われる空海が開創した明王院
816年に弘法大師空海が創建した高野山の中で最古級のお寺で、後醍醐天皇の守り本尊でもあった日本三大不動の一つ赤不動明王が御本尊として祀られていて、年に1回、4月28日のみご開帳されます。
壇上伽藍に近いこともあり人気の宿坊で、境内には200種類を超える山野草が四季折々に咲き乱れます。
平安時代に開基された古刹で精進料理に人気のある一乗院
平安時代の前期に善化上人が開基した歴史のあるお寺で、九条家の菩提寺でもあり格式の高い寺院でもあります。
到るところに江戸時代を代表する狩野派の襖絵等が残されており、自由に見ることができるのでまるで美術館のようです。
高野山伝統の品格のある精進料理に人気があります。
空海の師が創建したと伝わる古刹の普門院
空海の師である勤操大徳が、弟子の空海が高野山を開創したのを喜び創建したと伝わる古刹で、本堂は徳川家霊台の拝殿を移築して建てられていて、天井には徳川家の家紋「三つ葉葵」が描かれています。
小堀遠江が築造した庭園がまるで絵画のような美しさで、宿泊した人を魅了させます。
平安時代に開基された古刹でお市の方の肖像画がある持明院
平安時代末期に持明房真誉大徳が開基したことから持明院と名付けられた歴史のあるお寺です。
織田信長の妹で、浅井長政の妻であるお市の方の肖像画が展示(展示は複製画)されていて、大小4つの庭園を囲んだどの客室からも四季折々の風情が楽しめる造りとなっています。