標高1000m級の山々に囲まれた高野山は標高が800mもあるので、12月中頃になると雪が降るおそれがあるためスタットレスタイヤなどの冬装備がなければ危険です。
麓から高野山への道なりはカーブが多く、雪が降っていなくても凍結しているところもあり滑らないように慎重な運転も必要になってきます。
下界で雪が降っていなかっても冬装備は絶対必要
12月から2月にかけてのシーズンは高野山へ上がる道も降雪するので、スタットレスタイヤやチェーンなど積雪時の装備をして行かないと事故につながり危険です。
国道480号線はほとんど片側1車線(たぶん、今は全線片側1車線)で道が広いのですが、そのぶん通行車両が多いので積もった雪を踏みしめて夜や早朝はアイスバーンのようになっている可能性があります。
行きはよいよい帰りは怖いと言いますが、怖いのが上りよりも下りで凍結しているとガードレールにぶつかり大事故になってしまうかもしれません。
国道370号線は観光バスも通るのですが道幅が狭いので冬は避けたほうがいいかもしれません。また、国道371号線はそれ以上に道が狭いので冬でなかっても通らないほうがいいでしょう。
いずれにしても、備えあれば憂いなしで例え雪の予報が出ていなかったとしても12月以降に高野山に行くのなら冬装備は絶対必要になります。
とは言え、スタットレスタイヤを高野山に行くためにわざわざ購入したのでは大きな出費になります。そこでおすすめなのが、ジャッキアップをしなくても装着できるタイヤチェーンです。
付けるのが手間にように思えますが、最近のタイヤチェンは女性の方でも簡単に取り付けることができるようになっています。
車で行くなら麓(橋本市など)のレンタカー屋さんで4WDの車を借りるのも一つの手です。
▶じゃらんレンタカー
▶タイムズカーレンタル
高野山のお天気情報
高野山に行く前にはピンポイント天気予報を見ておくとがいいでしょう。
車で行くにしろ電車で行くにしろ、お天気具合によって服装や靴も考えないといけないですしね。
特に早朝は夜中に降った雪が凍っていたり、シャーベット状になったりして滑りやすいので要注意です。
備えが十分でも自分の運転を過信せず安全運転でお願いします。
雪道の運転になれていない方は麓の駅(橋本駅など)から電車で行く方が事故の心配がなく安心できます。
冬の高野山に行くときの服装
高野山は1000m級の山々に囲まれた標高およそ800mにある平坦なところです。
12月に入ると気温はぐっと下がり平均気温が2℃くらい、氷点下を下回る日もあり雪が降り出し積雪することもあります。
標高が800mと高いため天候の移り変わりもあるので、雪が降っていなくても折り畳みの傘やカッパなどを備えたり、靴は底の滑らないスノーブーツやスノーシューズが必要です。
フード付きのダウンジャケット、帽子やマフラー、手袋、耳あてなんかを持っておけば完璧です。
また、宿坊には暖房設備があるとはいえ夜はかなり冷え込むので1枚厚手のインナーが必要です。
とにかく真冬の高野山は想像以上に寒い、防寒対策は十二分にして行って下さい。
雪景色の高野山は最高!!
最近、冬の高野山の景色が素晴らしいと好評みたいで、宿坊の予約もなかなかできないところがでてきているみたいです。
そんな雪景色の高野山の写真を何枚か紹介します。
壇上伽藍根本大塔
壇上伽藍大塔の鐘 出典:トリップアドバイザー
金剛峯寺参道 出典:トリップアドバイザー
奥の院参道 出典:良かっtane ブログ
う~ん、御廟橋からの写真を探したんだけどいいのがない、残念。
高野山にもあるスキー場
実は高野山にはスキー場があります。
冬の高野山を訪れる人の中にはこのスキー場を目当てに訪れる人も少なくありません。
宿坊に泊まってスキーなんて言うのも話のネタになっていいかもしれません。