金剛三昧院(こんごうさんまいいん)はご本尊様が愛染明王(あいぜんみょうおう)ということで恋愛成就・縁結びのお寺として有名です。
女性に人気のある腕輪守のパワーはかなり強力で、霊感の強い人だと付けただけですぐに伝わってくると言われています。
愛染明王は息災、増益、敬愛、降伏のご利益を備えている明王ですが、人間の持つ愛欲という煩悩を悟りへと変えてくれるお力を持っています。
腕輪守
腕輪守 出典:クマの旅
金剛三昧院の魅力
出典:トリップアドバイザー
金剛三昧院は高野山の中で世界遺産に登録されている6ヶ所の中の一つでもあります。
その歴史は800年もあり、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の妻、北条政子が頼朝の菩提を弔うために建てたと言われています。
境内には国宝となっている多宝塔や重要文化財の経蔵や四所明神社があり、国の天然記念物にも指定されている石楠花(しゃくなげ)は花を咲かす頃は魅了されます。
愛染明王
出典:金剛三昧院公式サイト
ご本尊様の愛染明王像は、金剛力士像で有名な運慶に作らせた等身大の頼朝の坐像が原型となっていいます。
愛染明王像は拝観料を払うと拝観できるのですが遠くからしか見ることはできません。
しかし、ここは宿坊となっているので宿泊すると朝の勤行の時に間近で拝観することができます。
恋愛成就のご祈願をする時には、愛染真言の「オン マカラギャバ ゾロシュニシャ バザラサトバ ジャクウン バンコク」とお唱えしましょう。
多宝塔
多宝塔は国宝に指定されていて、中には運慶作の秘仏で重要文化財にもなっている五智如来(ごちにょらい)像が安置されています。
建てられたのは貞応2年(1223年)で高野山で現存している最も古い建物です。
春には桜、秋には紅葉と四季を通じて美しい眺めを目にすることができます。
大石楠花
金剛三昧院の大石楠花は国の天然記念物に指定されています。
見どころは春、5月上旬頃に花が咲き辺り一面がピンク色に染まります。
金剛三昧院の基本情報
[su_gmap address=”高野山金剛三昧院”]
住所 | 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町大字高野山425 |
☎ | 0736-56-3838 |
公式サイト | http://www.kongosanmaiin.or.jp/index.html |
宿泊人数 | 個人150名、団体200名 |
予約サイト | 楽天トラベル |
駐車場 | バス10台、乗用車50台 |
アクセス | 高野山駅より南海りんかんバスで小田原通り下車、徒歩6分 |
備考 | 朝の勤行:6時30分より 写経体験:有料(1500円)・要予約 阿字観体験:有料(1000円) |