高野山と言えば弘法大師が開創した真言密教の聖地として有名ですが、以前、NHK大河ドラマで大人気となった真田家ゆかりのお寺があることでも知られています。
高野山に現存する117もの寺院の中の一つ、蓮華定院は真田昌幸・幸村(信繁)父子が関が原の戦いで敗れた後に徳川家康によって幽閉され蟄居(ちっきょ)したお寺で一般の人も宿泊することができる宿坊になっています。
蓮華定院 出典:トリップアドバイザー
宿坊・蓮華定院
蓮華定院には真田昌幸と幸村(信繁)が実際に使っていたとされる部屋が今でも現存(再築)しています。
その部屋は『上段の間』 と呼ばれており、宿坊となっている蓮華定院に宿泊した方のみに公開されています。
部屋は一段上がった上座と下座になっており、上座には父・昌幸が座っていたとされています。
上段の間 出典:トリップアドバイザー
この蓮華定院には真田家の象徴である六文銭がいたる所に使われており、真田丸ファンは絶対に宿泊をして見ておくべきお寺です。
また、この近くには関が原の戦いで勝利をした側の徳川家霊台や女人禁止だった時代から唯一現存している女人堂になどがあり真田丸ファンのみならず、歴史に興味がある方にはたまらないスポットだと言えるでしょう。
徳川家霊台 出典:トリップアドバイザー
蓮華定院の地図
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