高野山よもやま話『覚鑁坂(かくばんざか)』

奥の院 覚鑁坂(かくばんざか) 情報

高野山奥の院には知ってしまうとかなり恐ろしい坂があります。

それが、中の橋を通り過ぎたところから続く石段になっている覚鑁坂(かくばんざか)です。

何がそんなに恐いのか、まずはその覚鑁坂の写真をご覧頂いてから紹介しましょう。

覚鑁坂にまつわる言い伝え

写真をご覧のとおり、この坂のどこが恐ろしいのか一見しても分かりません。

この覚鑁坂は43段あるのですが、それは42(死)を超えるという意味があるとされています。

つまり、43段を無事に超えれば何でもないのですが、途中で転んでしまうと3年以内に死んでしまうと言い伝えられています。

そのようなことから、この覚鑁坂は『3年坂』とも呼ばれています。

高野山にはこのような恐ろしい伝説がいくつか残されていて、この覚鑁坂と同じように恐ろしい場所が何と先ほど渡った中の橋の直ぐ側にもあるんです。

こちらは『姿見の井戸』と言いますが、興味がある方はこちらのページをご覧ください。

くれぐれも、覚鑁坂を超える際には転ばないようにご注意を。

もし、初めて奥の院へ行くなら女性の方はヒールのある靴ではなくスニーカーなどカジュアルな靴がいいですよ。

奥の院だけじゃなく、高野山を散策するならばヒール付きはご法度ですね。

男性の方も革靴ではなくスニーカーでないと足が疲れてしまいますよ。

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