高野山ろうそく祭りは8月13日、参加するのに便利な宿坊寺院5選

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高野山ろうそく祭り 情報

高野山ろうそく祭りとは、毎年、お盆の8月13日に奥の院燈籠堂で執り行われる萬燈供養会(まんどうくようえ)に合わせ、一の橋から奥の院まで約2kmの参道に、およそ10万本ものろうそくを灯しご先祖様と奥の院に眠る全ての御霊の供養をするお祭りです。

金剛峯寺の年間行事の中でもいちばん規模が大きいもので、ろうそく祭りには一般参加が可能となっており、今では高野山の夏の風物詩ともなっています。

そんな『ろうそく祭り』ですが、執り行われるのは午後の7時からで、一の橋をはじめ中の橋の方も混雑するので車では行けません。

そこで、ろうそく祭りのスタートとなる一の橋に近い宿坊寺院を5つ紹介したいと思います。

高野山ろうそく祭り

追記(2017年7月17日)

今日の各旅行サイトを見たところ、直接電話などで予約をする宿坊以外は宿泊するのは無理のようですね。

望みがあるとすれば、その電話だけで予約を受け付けている宿坊寺院でしょうか。

直接電話をしないといけないので、8月13日の予約が可能かは確認できていません。

ただし、麓の橋本市にあるホテルルートイン橋本は今、この記事を書いている現在で空き室があるようです。

何れにしても、8月13日に高野山で泊まるのは無理なようです。

 

一の橋に近い宿坊寺院

ろうそく祭りに合わせて一の橋に近い宿坊寺院はすぐに予約で埋まってしまいます。

そんな時には裏ワザとも言えるべき、高野山で唯一の旅館も最後で紹介しておきます。

但し、こちらもすぐに埋まっちゃうかも知れないですが…。

高野山の52宿坊一覧はこちら

清浄心院(しょうじょうしんいん)

一の橋に一番近い宿坊寺院で、境内には豊臣秀吉が花見をしたことで有名な傘桜があります。

ご本尊は弘法大師が自ら彫ったとされる廿日大師像で秘仏となっており、毎年4月20日のみご開帳されます。

清浄心院は以前このブログでも紹介したので詳しいことはそちらのページをご覧いただければと思います。

清浄心院の予約は公式サイトからのみのようなので、そちらでご確認下さい。

地図

[su_gmap address=”高野山清浄心院”]

 

赤松院(せきしょういん)

赤松院は先ほどの清浄心院のすぐお隣になる宿坊寺院です。

赤松院の名前の由来は赤い松があるから…ではなく、赤松則村という人が入道したことからだそうで、以来、赤松家一族の菩提寺となっています。

山門には宿坊で唯一の阿吽の仁王像が安置されており、2000坪もの広大な回遊式の庭園を散策することができます。

客室は宿坊らしさが漂う本館と旅館のような新館があり、事前に予約をすれば阿字観や写経体験ができます。

予約は公式サイトか、各旅行サイトからもできるので便利です。

旅行サイトからの予約

地図

[su_gmap address=”高野山赤松院”]

 

恵光院(えこういん)

恵光院は宿泊すると無料で阿字観と写経体験ができると有名な宿坊寺院で、夜の奥の院を案内してくれる奥の院ナイトツアーも人気となっています。

弘法大師がここに5重の宝塔を建てたそうで、最初は廻向院と呼ばれていたそうですが徳川8代将軍吉宗公によって恵光院と改名されたそうです。

恵光院には数多くの密教関係の書籍が閲覧できるスペースやパソコンが並べられたPCコーナーもあり、ブログを書いている人や情報を知りたい方などが利用できるようになっています。

場所は路線バスが行き来する大通りに面したところで、近くにはお店などがあり便利です。

旅行サイトからの予約

地図

[su_gmap address=”高野山恵光院”]

 

熊谷寺(くまがいじ)

高野山にある52の宿坊寺院の中で唯一お寺という字が付いている熊谷寺ですが、真言宗なのに浄土宗開祖の法然や浄土真宗開祖の親鸞が逗留(とうりゅう)したことで有名です。

創建されたのは837年と古く、初代住職は弘法大師空海の孫弟子の真隆阿闍梨(しんりゅうあじゃり)で、名前の由来は源氏の武将から出家をした熊谷直実からきています。

今でも宗派を問わず訪れた人を受け入れており、法然上人25霊場の番外札所の円光堂(圓光堂)が山門横にあります。

また、熊谷寺は高野七福神めぐりの札所寺院にもなっています。

旅行サイトからの予約

地図

[su_gmap address=”高野山熊谷寺”]

 

密厳院(みつごんいん)

密厳院は平安時代後期、真言宗衰退の時に中興をはかろうとした興教大師・覚鑁(かくばん)が建立したお寺ですが、山内の対立により焼き討ちにあい、現在の建物は昭和6年に改築されたものです。

本堂には高野山で唯一、弘法大師とともに興教大師の像が祀られています。

山門の横には、刈萱道心と石童丸の悲しい物語で有名な刈萱堂(かるかやどう)があります。

旅行サイトの予約

地図

[su_gmap address=”高野山密厳院”]

 

高野山で唯一の旅館・玉川旅館

玉川旅館は高野山表参道の一の橋まで歩いて4分ほどと、奥の院に行くのには非常に便利な場所にある高野山で唯一の旅館です。

旅館と名前に付いてはいますが、どちらかと言うとビジネスホテルのような部屋で宿坊は嫌だなあと思っている人に向いています。

予約はサイトか電話以外できないようなので、色々な行事がある時の穴場なのかもしれませんが、今日見たところ残念ながら8月13日の予約は埋まってしまっていました…ゴメンナサイ。

地図

[su_gmap address=”高野山玉川旅館”]

 

萬燈供養会(高野山ろうそく祭り)の日程

開催日が決まっている年中行事なので時間などに変更はないと思いますが、念のために金剛峯寺公式サイトにて確認はして下さい。

萬燈供養会

開催日時 8月13日(火曜日)
開催場所 奥之院燈籠堂
開催時間 午後8時から

ろうそく祭り

開催日時 8月13日(火曜日)
開催場所 奥之院
開催時間 午後7時から午後8時30分まで
参加料 無料

奥の院一の橋の受付テントで午後7時より無料でローソクが配られます。

中の橋駐車場は夜店などが出るので立体駐車場2階しか利用できないので、路線バスなどで行くのが懸命です。

小雨なら決行するそうですが、もしろうそく祭りが中止となっても萬燈供養会は燈籠堂で執り行われます。

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