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所さんのニッポンの出番!で紹介された高野山の観光スポット

奥の院弘法大師御廟

2016年6月28日の「所さんのニッポンの出番!」という番組を見ましたでしょうか?

「ご利益ニッポン!とことん知りたい高野山!」という題名で、KAT-TUN(カトゥーン)の中丸雄一さんとご意見番の磯田道史先生が一緒に高野山の9つのご利益スポットを紹介していました。

その中でも管理人が凄かったと思ったのが、テレビ初公開となる別格本山南院秘仏の空海が自ら彫ったとされる浪切不動明王と普段は絶対に撮影禁止になっている奥の院御廟でのテレビ撮影です。

NHKでも無理だと言われている撮影許可が所さんのニッポンの出番!でOKが出たんです、これは快挙としか言いようがないくらいもの凄いことだと思います。

所さんの番組では9カ所のご利益スポットを紹介していたのですが、見ていてやはり先程の南院の浪切不動明王が凄かったです。

浪切不動明王のご開帳は年に1回のみ、それも6月28日となっているのですが、信じられないことにこの番組の放送日がその6月28日、つまり収録日はその前でいくらテレビ局とはいえ本来は見せてはくれないはずなのに、テレビカメラまで許可がでての御開帳だったのですからもの凄いことです。

ちなみに、なぜ不動明王に波切がつけられたかというと、弘法大師・空海が唐から日本に帰る途中に嵐にあい船が沈みかけたときに空海が自ら彫った不動明王像が手に持つ剣から火炎が出て荒波を切り開き無事に日本へたどり着いたことから、波を切る、波切不動明王とつけられました。

ところで、空海はなぜ高野山を真言密教開創の地として選んだのかご存じでしょうか?

これも番組の中で紹介されていたのですが、唐から帰国する際に日本のどの地で真言密教を広めるべきかと願いを込めて三鈷杵と言われる密教法具を投げたところ、 ここ高野山の壇上伽藍にある根本大塔のすぐ近くの松の木に引っ掛かっていたからだそうです。

この松の木は「三鈷の松」 と呼ばれていていて、普通は松の葉が2本なのに3本も出ている葉っぱが散る時があり、それを大事に持っていると幸せになれると言われています。


出典:http://nonisumu.nobushi.jp/

さて、「所さんのニッポンの出番」で紹介された9つのご利益スポットをざっと紹介しておきましょう。

クリックしていただければ詳しい紹介をしています。

最後に、先ほどの浪切不動明王がある別格本山南院は宿坊にもなっています。
残念ながら年に1回の御開帳はこの記事を書いているちょうど今日、6月28日なので既に見ることができませんが、本堂の天井にある 「浪切龍」という絵を拝観することができます。
出典:http://www.sea.sannet.ne.jp/namikiri-nanin/intro.html
この天井に描かれている絵はとても素晴らしいものなので、高野山に行った際には是非とも立ち寄ることをおすすめします。
なお、南院についてはこちらのサイトで詳しく紹介されています。

https://kouyasan.net/nanin/

 

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