一の橋から奥の院へと抜ける表参道には数多くの墓石や供養塔、お地蔵様などがあります。
観光客が多い高野山だから一人で歩いても恐怖心なんかは感じませんが、あの有名な姿見の井戸だけはマジでおっかない場所でもあります。
出典:トリップアドバイザー
高野山には「こうや七不思議」というのがあるのはご存知でしょうか?
まあ、言ってみれば都市伝説みたいなものですが、その7つの不思議の中の一つにこの「姿見の井戸」があります。
その七不思議には、この姿見の井戸のほかに高野にハブなし、高野に臼なし、高野の大雨、玉川の魚、杖ヶ藪、かくばんざかがあるのですが、特に怖いのが最後の「かくばんざか」とこの姿見の井戸なんです。
それではこの姿見の井戸の何が怖いのか、それを紹介したいと思います。
いや、多分これを知ってしまったら、ここで井戸を覗き込むのは…
出典:トリップアドバイザー
奥の院と言えば写真のようにお墓があったりお地蔵さんがあったりと、普通ならちょっとおっかない所なんですがたとえ一人で行っても人がいるのでそう怖くはありません。
では、何故、その姿見の井戸が怖いのか?
それにはある言い伝えがあるからです。
出典:クワウグワ記
一の橋から弘法大師御廟へと通じる参道の中間地点、中ノ橋を渡るとすぐ左側にある汗かき地蔵のすぐ右側にあるこの姿見の井戸は、この水で目を洗えばどんな眼病も治ったと言い伝えれています。
ところが、何時しかか分かりませんが、この井戸を覗きこんで自分の顔が映らなければ三年以内に死んでしまうと言われるようになりました。
どうしてそうなってしまったのか、ちょっと調べてみても真相は分かりませんでした。
信じるも信じないもあなた次第ではありますが、高野山に行かれた時にはぜひ一度訪れて見て下さい。
高野山表参道入り口、一の橋に近い宿坊を紹介します。
一の橋までは歩いてすぐなので、壇上伽藍や金剛峯寺など高野山中心部を観光してから1泊するといいでしょう。